2025年5月12日に投票されたフィリピンの中間選挙で、ボンボン・マルコス政権と対立するドゥテルテ前大統領陣営の候補らが事前予想を大きく上回る躍進をみせた。 国際刑事裁判所(ICC)に拘束されている前大統領自身が地元ミンダナオ島ダバオ市長選で圧勝したのをはじめ、焦点の上院選(改選12議席)では、2議席が限度とみられていたドゥテルテ派が5議席を確保した。3年後の次期大統領選へ向け、レームダック化に抗うマルコス派と政権復帰を狙うドゥテルテ派の攻防が今後激化するのは間違いない。
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2025年5月12日に投票されたフィリピンの中間選挙で、ボンボン・マルコス政権と対立するドゥテルテ前大統領陣営の候補らが事前予想を大きく上回る躍進をみせた。 国際刑事裁判所(ICC)に拘束されている前大統領自身が地元ミンダナオ島ダバオ市長選で圧勝したのをはじめ、焦点の上院選(改選12議席)では、2議席が限度とみられていたドゥテルテ派が5議席を確保した。3年後の次期大統領選へ向け、レームダック化に抗うマルコス派と政権復帰を狙うドゥテルテ派の攻防が今後激化するのは間違いない。