約4300万円着服の弁護士 初公判で起訴内容を認める 別の約5000万円着服も合わせて審理へ 熊本地裁

団長を務める弁護団の口座から現金を着服したとして、業務上横領の罪で起訴された元弁護士の男の初公判が熊本地方裁判所であり、男は起訴内容を認めました。 業務上横領の罪に問われているのは、熊本市東区御領の元弁護士、内川寛(うちかわ・ひろし)被告(63)です。 起訴状などによりますと、当時、弁護士だった内川被告は2018年からの3年間に、全国B型肝炎訴訟の熊本弁護団の団長として預かっていた弁護団の口座から約4360万円を着服した罪に問われています。 15日の初公判で内川被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 内川被告はこれとは別に約5000万円を同様の手口で着服したとして逮捕・起訴されていて、今後の裁判では合わせて審理される予定です。

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