不正に入手されたクレカ情報が登録されたスマホで加熱式たばこを大量に不正購入 同じ店舗だけで17万箱不正購入か 店長とベトナム国籍の4人逮捕 警視庁

都内のコンビニエンスストアで、他人のクレジットカード情報が登録されたスマートフォンで、加熱式たばこを大量に購入したとして、コンビニを経営する男とベトナム人グループの4人が逮捕されました。 逮捕されたのは、東京・新宿区でコンビニエンスストアを経営する宇賀神光由容疑者(50)と、いずれもベトナム国籍のファム・ティ・タイン・ハン容疑者(26)ら男女4人です。 宇賀神容疑者とファム容疑者は去年11月、宇賀神容疑者が経営するコンビニで、他人のクレジットカード情報が登録されたスマートフォンで、加熱式たばこ51箱、およそ3万円分を不正に購入した疑いがもたれています。 また、ほかのベトナム国籍の3人は同じ手口で加熱式たばこ2772箱、およそ160万円分を不正に購入した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、宇賀神容疑者はベトナム人グループをコンビニのレジカウンターの中に入れ、たばこのバーコードを読み取らせたり、バックヤードから加熱式たばこを持ち出させたりしていたということです。 加熱式たばこは転売され、利益を得ていたとみられています。 この事件では、フィッシング詐欺などで盗まれたとみられる「イオンカード」の情報が使われていて、「同じ店で加熱式たばこが大量に購入されている」とイオン側からの訴えで事件が発覚しました。 この店では去年5月から11月までの間に、加熱式たばこ17万箱ほど、およそ1億円分が不正に購入されていたということで、警視庁が余罪を調べています。

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