ドジャース・山本由伸 6回4安打3失点で5勝目 防御率2・12と悪化も粘りの投球

ドジャースの山本由伸投手(26)は14日(日本時間15日)に本拠地ロサンゼルスでのアスレチックス戦に先発し、6回を投げ、1本塁打を含む4安打3失点、6三振2四球で5勝目(3敗)を挙げた。打者24人に88球で、最速は96・9マイル(約155・9キロ)だった。チームは9―3で勝った。 2試合連続の中5日登板。初回は2三振を奪い13球で三者凡退で終えた。大谷翔平投手(30)の13号先制弾で1点先制してまらった2回は先頭ランゲリアーズに中前打されるもバトラー、アンドゥハーを連続空振り三振、ブルデーを一ゴロに仕留め、得点は許さなかった。 2―0の3回は二死一塁でソダーストロムに初球、真ん中に甘く入ったカーブを中越えに10号2ランを運ばれ、2―2の同点とされた。4回は先頭ランゲリアーズを四球で歩かせると一死後、アンドゥハーにスプリットを捉えられて三塁線を破る適時二塁打。2―3と勝ち越しを許した。5回は10球で三者凡退。 キム・ヘソン(金彗成)のメジャー1号で3―3となった6回は先頭ルーカーを歩かせるも後続を打ち取った。ベンチ内で7回に備えて体を動かしていたが、ロハスの適時二塁打で4―3と勝ち越すと交代が告げられた。 粘りの投球だったが、不用意なカーブでの同点被弾と2、3、4、6回と4度も先頭打者を出塁させたのは反省材料だ。結果的に3、4回に失点し、防御率は2・12と悪化した。 グラスノー、スネルに続き、佐々木等希投手(23)が13日(同14日)に右肩インピンジメントのため、15日間の負傷者リスト(IL)に入った。さらに大きな負担がかかることになるが、やるべきことは決まっている。エースとして1球1球投げ込むだけだ。

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