購入したばかりの愛車につけられた足跡やへこみ。 その数時間前、持ち主が目撃したのは、不審な人物による犯行の瞬間でした。 14日深夜の駐車場、薄暗い映像に映っていたのは、執拗に暴れ回る不審な人物の姿。 車をキック、助走をつけてもう1回キック。 さらに、両手をポケットにつっこんだまま、隣の車も蹴り上げています。 今度は車のドアをガチャガチャ。 被害者は「怒りというか、言葉を失いましたね。（妻も）気づいたとき顔面蒼白（そうはく）みたいな感じ」と話します。 車上荒らしの犯行なのか。 しかし、傷跡の他にも犯人が残したとみられる痕跡が。 被害者は「現場に携帯電話と電子たばこの機械があって、『間抜けな犯人じゃないかな』と警察が言っていた。なんかふらついてたので、お酒に酔って、何かの腹いせかなとは思う」と話しています。 警察は、器物損壊の疑いで調べを進めています。 被害者は「ぼくは正直、犯人を許すことはないので、しっかり逮捕されて、その制裁を受けてもらいたい」と話しました。