トラブルに巻き込まれないために 高校生がSNSの危険性学ぶ キーワードは "想像力"(山形)

SNSでのトラブルなどに巻き込まれないようにと、山辺高校できょう、スマホ安全教室が開かれました。 山形警察署 太田咲良 主任「きっかけはSNSへの写真のアップをめぐるトラブルだった」 安全教室では最初に、旭川市で女子高校生が橋から転落して死亡した事件や、飲食店で迷惑行為をした男子高校生が6700万円の損害賠償金を請求された事件などが紹介されました。 いずれも安易な気持ちで写真や動画をインターネット上にアップしたことが事件のきっかけでした。 また、近年県内でも増加している闇バイトについての注意喚起も行われました。 県内でもおととし、8人の少年が特殊詐欺事件で逮捕されていてそのうち5人が高校生です。 山形警察署 太田咲良 主任「反応しない・関わらないが何よりも大事」 生徒たちは具体的な事例を聞き、身近に存在するSNSトラブルに巻き込まれない方法について考えを深めていました。 参加した生徒「詐欺被害に遭う可能性のあるアカウントを見かけるので身近に危険性はある」 参加した生徒「SNSも身近になってきたので、変なサイトにアクセスしないで書き込みに安易に反応しないようにして安全に利用したいなと思った」 参加した生徒「知らない人から連絡がきたときは関わらないようにする」 ■キーワードは想像力 これをアップしたら相手はどう思うか、周りで何が起こりそうなのか、トラブルに巻き込まれないためのキーワードとして生徒たちに伝えられていたのは、こうしたことをイメージする「想像力」という言葉でした。 参加した生徒「相手の視点に立ってみて他人がこれを見たらどう思うかなということを想像していきたい」 参加した生徒「スクリーンショットとか今便利なので(情報が)広がっていくのが怖い。最終的に自分の身を守るのは自分なので想像力を働かせて将来の自分が後悔しないようにしていきたい」 たった一度の発信で、将来が大きく変わってしまうおそれのあるSNS。

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