改ざんした運転免許証で消費者金融から金を借りようとしたとして、逮捕・起訴された仙台市の小学校教師が、5月16日付けで懲戒免職となりました。 懲戒免職の処分を受けたのは、仙台市太白区の大野田小学校の教師・小田嶋葵被告です。小田嶋被告は今年1月、太白区にある消費者金融の無人契約機で、名前や生年月日を改ざんした運転免許証を使い、金を借りようとした詐欺未遂の罪で逮捕・起訴されました。 仙台市教委は5月8日、仙台地裁で開かれた初公判で、小田嶋被告が起訴内容を認めたことから、16日付けで処分したということです。 仙台市教委によりますと、小田嶋被告は数年前から体調不良などを理由に欠勤することが多く、逮捕された当日も休みをとっていたということです。 仙台市教委は「児童生徒、保護者をはじめ市民の皆さまの信頼を裏切ることになり大変申し訳なく、心からお詫び申し上げます」とコメントしています。