北九州市小倉北区で酒を飲んで車を運転し、信号無視をしたとして、34歳の派遣社員の男が逮捕されました。 警察によりますと、17日午前11時20分ごろ、小倉北区青葉の市道で、交差点を赤信号で直進する軽乗用車を、パトカーが発見しました。 軽乗用車が呼びかけを無視して逃走したため、パトカーはおよそ1キロにわたり追跡しましたが、住宅街でスピードを出していて危険だと判断したため、追跡を中断しました。 およそ10分後、警察が現場から500メートルほど離れたコインパーキングで、逃走した軽乗用車と運転していた男を発見しました。 警察が、男になぜ逃げたのかなど職務質問したところ、男は「酒を飲んでいるので逃げました。」と答えたため、男の呼気を調べたところ、基準値の5倍近くのアルコールが検出されました。 信号無視および酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、北九州市八幡西区の派遣社員 井上卓也容疑者(34)です。 警察の調べに対し「午前中自宅で缶チューハイを3本飲んだ。」などと話し容疑を認めています。