今月14日の夕方、埼玉県三郷市で下校中の小学生がSUVタイプの車にひき逃げされ、4人がケガをした事件で、逮捕された運転手が飲酒運転をしていたことがわかりました。飲酒運転であることを知りながら車に同乗していた中国籍の男が新たに逮捕されました。 飲酒運転同乗の疑いで新たに逮捕されたのは、三郷市に住む、中国籍の王洪利容疑者(25)です。 王容疑者は18日朝、埼玉県警吉川署に出頭した後、過失運転致傷とひき逃げの疑いで逮捕された中国籍の解体工・鄧洪鵬容疑者が飲酒していることを知りながら飲食店の敷地内で車で送ってもらうことを暗に依頼し、鄧容疑者が酒気帯びで運転している車に同乗した疑いが持たれています。 この事件は、14日午後4時すぎ、三郷市の市道で下校中だった10人ほどの小学生の列に車が突っ込み、6年生の男子児童4人がケガをしましたが、車はそのまま現場から立ち去ったものです。 15日には現場から逃走した車が三郷市内の住宅の駐車場で見つかっていて、警察は車に同乗していた王容疑者から任意で事情を聞いていました。 警察は、2人の容疑者が事件現場から逃げた経緯などを詳しく調べる方針です。