福島・連続自殺ほう助、廃村・廃虚付近に遺体 いずれも人目ない山間部

若者の自殺を相次いで手助けした疑いで福島県福島市、無職の男(36)が逮捕、起訴された事件で、福島県で死亡が確認された被害者3人の遺体が発見された現場は、いずれも廃村となった地域の空き家や、廃虚の付近だったことが20日、捜査関係者への取材で分かった。県警は男が人目のない場所を選んで被害者を連れ出したとみて調べている。 男が山形県の10代女性を車で連れ去った疑いで山形県警に逮捕された事件でも、女性の遺体が見つかった現場は同県上山市の廃村になった地域の空き家敷地だった。 福島県警の捜査関係者によると、昨年6月に宮城県の20代男性と埼玉県の男性(19)の自殺を手助けしたとされるのは喜多方市郊外で空き家が数軒並ぶ集会所敷地。今年1月にいわき市の20代女性の自殺を手助けしたとされる田村市大越町の現場は廃虚となった旧宿泊施設のそばだった。県内の10代女性にわいせつな行為をし、自殺を手助けしようとしたとされる現場も喜多方市の山中だった。

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