ミャンマー特殊詐欺拠点で確保された男 窃盗の罪で有罪判決 懲役1年6か月・執行猶予3年

ミャンマーの特殊詐欺拠点で確保されたあと、日本に移送され、札幌のラーメン店で現金を盗んだ罪に問われていた男の裁判で、札幌地裁は男に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。 窃盗の罪に問われていたのは、宮下将宏被告36歳です。 判決によりますと、宮下被告は2024年11月、当時勤務していた札幌市内のラーメン店から現金3万4000円を盗みました。 宮下被告は2025年2月、タイとミャンマーの国境地帯の特殊詐欺拠点で確保され、日本に移送されたあと、逮捕・起訴されていました。 札幌地裁は判決で「被害店舗の信頼を裏切る身勝手かつ悪質な行為」としたうえで、「謝罪するなど反省の意思はある」などとして、宮下被告に懲役1年6か月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする