「瓦がぐらぐらですよ」必要の無い屋根の修理を迫ったか 暴力団組員ら6人が逮捕 組の資金源の可能性も 広島

広島市の住宅を訪ねてウソを言い、必要のない屋根の修理工事を契約させようとしたとして、暴力団組員など6人が逮捕されました。 特定商取引法違反(不実の告知)の疑いで逮捕されたのは、東京都葛飾区に住む、指定暴力団六代目山口組三代目弘道会小澤組組員の喜多将希容疑者(32)ら6人です。 警察によりますと、6人はことし1月から2月、広島市の住宅2軒で「瓦が2枚ほどずれていますよ」「瓦がぐらぐらですよ」などと嘘を言い、屋根の修理工事を契約させようとした疑いがもたれています。 警察は、捜査に支障があるとして6人の認否を明らかにしていません。 6人は、▼「付近で工事がある」と言う▼信用を得るため、高齢者にウケる話をする▼屋根を指摘して危機感をあおるなどと書かれたマニュアルに沿って、住民に修理を迫ったとみられています。 今年2月には、広島市内の住宅で同様のウソを言ったとして3人が逮捕されていて、警察は関連があるとみて事件を調べています。また、喜多容疑者は、一連の事件の中心的人物とみて、暴力団の資金源になっている可能性も視野に全容解明を進めています。

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