大町市職員を逮捕 市発注工事を巡り落札価格に近い金額を業者に漏らし落札させた疑い 長野・大町市

長野県大町市の市立図書館の照明をLED化する工事を巡り、市の職員が、落札価格に近い金額を特定の業者に漏らし、落札させたとして逮捕されました。 公契約関係競売入札妨害の疑いで22日に逮捕されたのは、大町市常盤の大町市職員・牛越秀仁容疑者57歳です。 警察の調べによりますと、牛越容疑者は、大町市が2024年12月に実施した市立図書館の照明をLED化する工事の一般競争入札を巡り、神奈川県に本社を置く電気設備会社・信光実業大町支店の担当者に、落札額に近い金額を教え、落札させた疑いがもたれています。 入札には信光実業も含めて2社が参加していたということです。 牛越容疑者は当時、市の教育委員会事務局に在籍し、現在は大町山岳博物館の館長をしていました。 警察は、今後の捜査に支障があるとして、牛越容疑者の認否を明らかにしていません。金銭の見返りがあったかどうかなどについて、さらに調べることにしています。

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