アプリで知りあった異性に不正な勧誘容疑 会社の実質経営者を逮捕

マッチングアプリで知りあった若者に不正な勧誘をしたとして、福岡県警は22日、特定商取引法違反(目的隠匿誘引など)容疑でコンサル会社の実質経営者の男(38)=福岡市=を逮捕、従業員の男女4人を書類送検し、発表した。男は「従業員らが勝手にやった」と否認しているという。 生活経済課によると、男は2023年1月、従業員と共謀し同市の女性(当時22)に資産運用関連のコンサル契約の勧誘と告げず同市内の事務所に誘った疑い。約100万円の契約で、後日、男性従業員宅で契約された際、必要な書類を交付しなかった疑いもある。 また、同年12月には北九州市の男性(同26)にも同様に、女性従業員による会員制コンシュルジュ契約の勧誘を行った疑いがある。 従業員がアプリで被害者と知りあい、食事後に「資産運用の相談に乗る」などと言って誘い出していた。男らは18年5月~24年6月に20代の男女約390人と契約し、計約3億9千万を売り上げたとみられるという。(杉江隼)

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