不法残留のベトナム人を勝山市の建設会社に派遣 自称労働者派遣業の2人を不法就労助長などの疑いで逮捕

不法残留のベトナム人を建設会社に派遣したとして23日、福井市内に住む自称労働者派遣業の男女2人が逮捕されました。 不法就労助長などの疑いで逮捕されたのは、福井市光陽2丁目の自称労働者派遣業大屋末年生容疑者(76)と東光子容疑者(68)の2人です。 警察の調べによりますと2人は、2023年8月ごろから去年10月ごろにかけて、在留期限が切れているベトナム人2人を、国の許可を受けずに、勝山市内の建設会社に派遣し、働かせていた疑いがもたれています。 警察は捜査に支障が出るとして2人の認否を明らかにしていません。 この事件に関連して、別のベトナム人3人が不法残留の疑いで警察に逮捕されていて、大屋容疑者ら2人は、在留期限の切れた外国人の派遣を目的に、福井市内の一軒家に住まわせていたということです。 警察では一連の事件について、組織的な関与があるかどうかを含めて調べを進めています。

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