【本文中には身体的・精神的虐待についての記述があります。ご注意ください】 アメリカの人気ラッパーで大物音楽プロデューサーとしても知られるディディ(ショーン・コムズ)の刑事裁判がニューヨーク南部連邦裁判所で現地時間5月12日(火)よりスタートした。昨年秋に性的人身売買や恐喝の容疑で逮捕、起訴されたディディは威力脅迫及び腐敗組織に関する連邦法(RICO法)に基づき、組織犯罪共謀罪での連邦法違反の罪に問われているほか、性的人身売買2件と、売春目的で州境を越えて人を移送した2件の罪にも問われている。有罪となれば終身刑の可能性もあり、ディディは現在全ての罪状について無罪を主張している。