長野県中野市で4人が殺害された事件から5月25日で2年です。日課のウォーキングをしていた70歳(当時)の女性と66歳(当時)の女性が男に刃物で襲われ死亡しました。さらに、通報を受けて駆け付けた池内卓夫さん(当時61)と玉井良樹さん(当時46)も同じ男に猟銃やナイフで襲われ、死亡しました。4人の殺人の疑いなどで逮捕されたのは青木政憲被告(33)。責任能力を調べる鑑定留置を経て、殺人の罪などで起訴されています。 この事件は「ローンオフェンダー」の特徴がみられます。「ローンオフェンダー」は組織に属さずにテロ行為に及ぶことを指します。長野駅前の3人死傷事件、東大駅前の切りつけ事件など同じような事件は後を絶ちません。専門家は「社会的な孤立を防ぐ」ことが重要だと指摘します。