フランス南部で大規模停電 カンヌ映画祭にも影響

(CNN) フランス南部のアルプ・マリティム県で24日、大規模な停電が発生し、約16万戸が停電した。カンヌ市で開催中のカンヌ国際映画祭も影響を受けた。 仏送電公社RTEはSNS「X(旧ツイッター)」への投稿で、停電が現地時間午前10時ごろに始まったと説明。午後4時30分ごろまでに電力供給は復旧したとしている。 当局によれば、停電は故意に引き起こされた可能性がある。 カンヌ南西に隣接する市の市長はフェイスブックへの投稿で、「二重の破壊行為」によるものとみられると述べた。 当局によると、24日午前4時30分ごろ、タヌロンの変電所で火災が発生し、その後、送電塔が大きな損傷を受けた。 ロイター通信によれば、フランス国家憲兵隊は放火の疑いを視野に調べているが、逮捕者は出ていない。 今年のカンヌ国際映画祭は24日が最終日で、夜には閉幕式が予定されている。地元メディアによれば、会場では発電機を使って上映を継続した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする