青森市にある組合の元組合員の73歳の男が、売上金の一部約28万円を不正に口座に振り込ませて組合に損害を与えた疑いで逮捕されました。 余罪は数千万円とみられています。 静岡県長泉町の首藤尚之 容疑者(73)は、青森市にある有限責任組合の組合員だった2021年5月、組合の売上金の一部、約28万円を自分のものにしようと口座に振り込ませて損害を与えたとして、背任の疑いが持たれています。 組合は、新型コロナに感染した無症状者の宿泊施設受け入れ業務を担っていました。 警察によりますと、首藤容疑者は組合の運営を任されていて、他の組合員には知らせず口座を開設していていたとみられています。 警察は、余罪が数千万円あるとみて調べています。 調べに対し、首藤容疑者は容疑を否認しています。