今年4月、札幌市厚別区で70代の女性の自宅に侵入し、現金1840万円を盗んだ疑いで男2人が逮捕されました。 女性は事件の前、何者かから現金を「菓子の箱」に入れておくよう指示されていました。 住居侵入と詐欺の疑いで逮捕されたのは、静岡県の自称大工、望月清靖容疑者44歳と、千葉県の無職、鈴木真二容疑者54歳です。 2人は4月12日、札幌市厚別区で1人暮らす70代女性が外出した隙に自宅に侵入し、現金約1840万円や財布などを盗んだ疑いがもたれています。 被害者の女性は、事件の前に何者かから「あなた名義で不正送金があった。事件の解決に1760万円が必要」「毎日100万円ずつ現金を引き出し、菓子の箱に保管して」などと電話で指示されていました。 女性が指示通りに菓子の箱に現金を保管していたところ、4月12日に外出するよう指示され、帰宅したところ現金が盗まれていたということです。 警察は「闇バイト」による犯行の可能性もあるとみて調べています。