偽のアップル社製のイヤホンを買取販売店に売却したとして、三重県伊賀市の夫婦が逮捕されました。 商標法違反の疑いで逮捕されたのは、伊賀市の会社員、栗本拓路容疑者（32）と妻の真美容疑者（30）の2人です。 警察によりますと2人は共謀の上、去年9月から10月の間に桑名市や鈴鹿市などの買取販売店で、それぞれ偽のアップル社製のイヤホン3点をあわせて6万8000円あまりで販売した疑いが持たれています。 2人は「正規品ではないものを売りに行ったことは間違いありません」などと話し、いずれも容疑を認めているということです。 偽のイヤホンは、ケースの仕様や製品に付いているマークなどが本物と違っていたということです。 2人は同様の手口で数十個を売却して利益を得ていたとみられ、警察が製品の入手ルートなどを詳しく調べています。