県立病院に勤める36歳の理学療法士が、宮古島市のアパートから電動キックボードを盗んだ疑いで逮捕されました。
警察によりますと調べに対し否認しているということです。
逮捕されたのは、県立中部病院に勤務する理学療法士で、沖縄市に住む宮里文也容疑者(36)です。
警察によりますと、ことし3月、宮古島市のアパートに置かれていた20代の飲食店従業員が所有する電動キックボードや付属品あわせて8万円相当を盗んだ疑いがもたれています。
盗まれたキックボードを所有者の知人が見かけ、知人と所有者の2人であとを追いかけたところ、乗っていた人物がキックボードを乗り捨てて逃げたということです。
警察が現場周辺の防犯カメラの映像などを調べたところ、当時、沖縄県立宮古病院に勤務していた宮里理学療法士が関わった疑いがあることがわかったということです。
警察によりますと調べに対し、「あとで元の場所に戻すつもりだった」などと述べて容疑を否認しているということです。
警察は詳しいいきさつを捜査しています。
県立病院を運営する沖縄県病院事業局は、「事実であれば厳正に対処していきたい」とコメントしています。