神戸市垂水区で、住宅に侵入したなどとして男2人が逮捕されました。付近では、住宅の門扉に不審な石が置かれる事案が相次いでいて、警察が関連を捜査しています。 逮捕されたのは、住所不定・無職の嶋谷直人容疑者(28)と中村啓太容疑者(28)で、今年2月、垂水区神陵台で、住宅の敷地内に侵入し、1階の窓ガラスを割った疑いが持たれています。付近の防犯カメラの映像などから、2人の関与が浮上したということです。 調べに対し、嶋谷容疑者は黙秘し、中村容疑者は容疑を否認しています。事件当時、住宅の門扉の上には、1センチ〜2センチほどの石が、門扉を開けると落ちるように置かれていて、2人はこうした手口で留守を確認していたとみられています。 垂水区内では、今年1月以降、不審な置き石が見つかる事案が60件以上あり、警察は2人が関与した可能性があるとみて調べています。