「カリスマ」と呼ばれるも収支はマイナス4千万円 オンラインカジノ280億円賭博の男

オンラインカジノで常習的に賭博を行ったとして、X(旧ツイッター)上で「明鏡止水」と名乗っていたインフルエンサーの男が逮捕された事件で、男が「1日の最高賭け額は約7億円だった」と供述していることが29日、捜査関係者への取材で分かった。オンラインカジノ賭博事件で個人としては過去最大の280億円以上を賭けて「カリスマ」と呼ばれていたが、最終的な収支はマイナス4千万円ほどだったとみられる。 警視庁保安課が常習賭博容疑で逮捕したのは、福島県いわき市小名浜大原富岡前の会社員、蝶間(ちょうま)林誠容疑者(38)。 同課によると、令和元年ごろからオンラインカジノを始め、「必勝法」を研究してXに勝った様子を投稿。最長で1日23時間オンラインカジノを行い、「褒められることで承認欲求を満たしていた。賭博罪に当たることは知っていたが、自分は氷山の一角で捕まらないと思っていた」と話しているという。 カジノサイトを紹介して運営側から報酬を得る「アフィリエイター」としても活動し、100人以上を紹介して約700万円を受け取ったとも説明している。 逮捕容疑は令和4年8月~7年4月、海外のオンラインカジノサイト「Stake」(ステーク)に国内から接続し、バカラ賭博などで日本円と暗号資産(仮想通貨)計約9千万円を賭けたとしている。

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