“養殖を通じて地域ににぎわい”掲げていた元取締役の男 共同経営者から60万円をだましとった疑いで逮捕 「チョウザメの仕入れに必要」とウソをつく

「チョウザメの仕入れに必要」などとうそをつき金をだましとったとして養殖会社の取締役だった男が逮捕されました。 (安藤優汰容疑者 2024年8月)「育てたものをみんなにおいしく食べてもらえばそれが一番かなと」 こう語っていたのは、詐欺の疑いで5月28日に逮捕された自営業・安藤優汰容疑者(26)です。 安藤容疑者は兵庫県香美町でスッポンやチョウザメを養殖する会社の取締役を務めていましたが、警察によりますとおととし10月、会社の共同経営者の男性に対し「チョウザメの仕入れにお金が必要だ」などとうそを言い、60万円をだまし取った疑いが持たれています。 安藤容疑者は「養殖を通じて地域ににぎわいをつくる」ことを目標として会社を設立、MBSは去年、取材していました。 (安藤優汰容疑者 2024年8月)「(香美町が)田舎といわれているなかでも稼げる事業として、『あの企業に入れば大丈夫』と思ってもらいたい」 警察の調べに対し安藤容疑者は「だましたことに間違いない」と容疑を認め「生活費のためだった」などと供述しているということです。 警察は経緯を詳しく捜査しています。

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