先月、愛媛県の新居浜市役所に勤める26歳の男性非常勤職員が大麻を所持していたとして逮捕・起訴された事件で、新居浜市はきょうこの職員を懲戒免職処分としました。 懲戒免職処分となったのは、新居浜市の会計年度任用職員で市民環境部廃棄物対策課に所属する佐々木雅玖被告26歳です。 起訴状によりますと、佐々木被告は先月4日夜、西条市内の駐車場に停めてあった車の中で、大麻を含む植物片およそ1.585グラムを所持していたとして麻薬取締法違反の罪に問われています。 佐々木被告は今月22日、松山地裁西條支部で開かれた初公判で起訴内容を認めていました。 これを受けて新居浜市はきょう会見を開き、髙橋聡総務部長が陳謝すると共にきょう付けでの処分を発表しました。 佐々木被告は市の聞き取りに対し「大変申し訳ないことをしてしまった」と話しているということです。 新居浜市の古川拓哉市長は「職員に対し綱紀の粛正を強く徹底するとともに、市民の皆様の信頼回復に向け、職員一丸となって全力で取り組んでまいります」とコメントしています。