【独自】今治の暴力団幹部関係先の家宅捜索で拳銃押収 殺傷能力高い軍用か 所有者や入手先追及【愛媛】

愛媛県今治市の暴力団幹部らによる土地と建物の詐欺事件で、警察が逮捕された暴力団幹部の関係先を家宅捜索した際、拳銃を押収していたことが30日に分かりました。警察は所有者や入手先を調べています。 この事件では、詐欺の疑いで今治市本町に住む指定暴力団六代目山口組傘下三代目兵藤会幹部・明瀬功尚容疑者(55)、今治市鐘場町に住む会社員の女(49)を5月22日に逮捕しています。 捜査関係者によりますと、警察が明瀬容疑者の関係先をこの日に家宅捜索した際、車の中から拳銃1丁が見つかり押収したとしています。拳銃は殺傷能力が高い軍用の自動式拳銃と見られています。 警察は拳銃を不正に所持した銃刀法違反の疑いで、所有者や入手ルートなどを調べています。 詐欺事件では、明瀬容疑者が愛媛県内の50代男性が所有する今治市内の土地と建物を不正に取得することを画策。売買条件が「買主が反社会的勢力でないこと」になっているのに、2021年4月から6月にかけて買主が会社員の女のみであるように装って契約し、不動産をだまし取った疑いがもたれています。

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