「刃物を持って暴れている人がいる」 佐賀市の児童福祉施設で殺人未遂 女性職員が死亡 氏名不詳の女を現行犯逮捕

31日午後5時40分ごろ、佐賀市金立町の児童福祉施設で「女性が刃物で切られた」「刃物を持って暴れている人がいる」と119番があった。女性職員(55)が包丁で切り付けられ、現場に駆け付けた警察官が氏名不詳の20〜30代とみられる女を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。職員は佐賀市内の病院に救急搬送され、午後7時すぎに死亡が確認された。佐賀北署は殺人容疑に切り替えるのを視野に捜査している。 逮捕容疑は同日午後5時40分ごろ、施設内で殺意をもって包丁(刃渡り13センチ)で職員の両腕などを切り付けるなどした疑い。「記憶にないから分からない」と供述している。 同署によると、女は施設に入所している関係者を訪問するために1人で来たとみられる。警察官が現場に到着した際は、別の職員が包丁を持っていた。今後、司法解剖して死因などを調べる。

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