雇用調整助成金で約2億8000万円を不正受給…元会社役員の75歳女と72歳男を再逮捕 労働局は全額返還求める 新潟・長岡市

2020年から21年に雇用調整助成金約200万円を不正受給した疑いで元会社役員ら2人が再逮捕されました。2人は2億8000万円あまりを不正受給していたとして新潟労働局から返還を命じられていました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、長岡市に住む元会社役員の女(75)と男(72)の2人です。 婦人服の製造を行う長岡市の企業の役員だった2人は2020年10月中旬から2021年2月中旬までの間、従業員を休ませた事実がないにも関わらず虚偽の申請書を提出し、雇用調整助成金として2020年10月下旬から2021年3月上旬までの間複数回にわたり206万4008円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれています。 警察の調べに対し、女は「詐欺をやったことは間違いありません」と話し、男は「雇用調整助成金をだましとったことは間違いありません」と2人とも容疑を認めています。 2人が役員を務めていた会社をめぐっては新潟労働局が2億8000万円あまりを不正受給していたとして返還を命じていて、警察は余罪があると見て捜査を続けています。

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