東京都葛飾区の自宅アパートに火をつけたとして、警視庁亀有署は現住建造物等放火の疑いで、東京都葛飾区東水元の無職、仙名孝三郎容疑者(80)を逮捕した。容疑を認めている。 逮捕容疑は3月31日午後6時50分ごろ、木造2階建てのアパート1階にある自宅のリビング付近に、何らかの方法で点火し、アパートの一部を燃やしたとしている。火は10平方メートルほどを焼き、およそ1時間半後に消し止められた。仙名容疑者は気道熱傷で入院したが、6月2日に退院し、同署が逮捕した。他に火災によるけが人などはなかった。 仙名容疑者は調べに対し「新聞紙などにライターで火をつけた。死ぬつもりでやった」と供述している。同署が詳しい経緯を調べている。