交流サイト（SNS）を通じて知り合った山形県の10代女性の自殺を手伝ったとして、県警は3日、自殺ほう助の疑いで、福島市の無職岸波弘樹容疑者（36）を再逮捕した。容疑者は、SNSに自殺願望を投稿した別の10～20代の男女4人に対する自殺ほう助の罪などで起訴されており、うち3人が死亡している。 再逮捕容疑は昨年9月3～23日ごろ、山形県上山市で女性が自殺するのを手伝った疑い。 容疑者は宮城、福島、埼玉各県の4人の自殺を手伝ったなどとして、福島県警に今年1～4月に逮捕され、福島地検郡山支部に起訴された。5月13日には山形県警が女性への未成年者誘拐容疑で逮捕していた。