5月、四万十市で発生した特殊詐欺に関わったとしてベトナム国籍の男2人が窃盗の疑いで逮捕されました。警察では2人を特殊詐欺の出し子と見て詳しく調べています。 逮捕されたのは東京都新宿区の無職NGUYEN VAN NINH容疑者(33)と東京都清瀬市の無職NGUYEN VAN TIEN容疑者(24)のいずれもベトナム国籍の男2人です。 警察によりますと2人は、5月14日、東京都新宿区高田馬場のコンビニエンスストアで不正に入手した他人のキャッシュカードを使い現金約50万円を引き出した疑いが持たれています。 この金は、四万十市に住む60代の男性が「税金の還付を受けられる」などと言われだまし取られた特殊詐欺の被害金の一部で振込先の口座の特定や防犯カメラの映像などにより犯人を特定しそれぞれを東京都内で逮捕したということです。 警察は「今後の捜査に支障がある」として認否を明らかにしていませんが2人を出し子と見てキャッシュカードの入手方法や余罪などについても詳しい捜査を進めています。