強盗目的で男性に暴行を加えるなどしたとして、警視庁武蔵野署は強盗致傷の疑いで、東京都三鷹市の男子高校生(17)と、同市のアルバイトの少年(17)を逮捕した。男子高校生は「間違いありません」と容疑を認め、アルバイトの少年は「脅したことに間違いないが、殴ってはいない」と供述している。 逮捕容疑は、共謀して強盗を企て、5月11日午前2時40分ごろ、武蔵野市吉祥寺南町の路上で、通行人の男性(28)に対し、すれ違いざまに肩をぶつけて因縁をつけ、顔や腹部を殴るなどの暴行を加え、全治1週間程度の傷害を負わせたとしている。男性が大声で助けを求めたため、何も取らずにそのまま逃走した。 署によると、事件直後に男性が110番通報し、警察が現場周辺の防犯カメラ映像を解析した結果、少年らの関与が浮上した。2人は中学の同級生で、当時は酒を飲んでいたという。