バウアーを訴えた女性へ4300万円超“支払い命令” 代理人は潔白主張「逮捕は1度もない」

今季はDeNAでプレーするトレバー・バウアー投手を、かつて性的暴行で訴えた女性に対し、ロサンゼルス上級裁判所は2日(日本時間3日)、示談合意の条件に反したことで30万ドル超(約4300万円超)の支払いを命じた。地元紙が報じた。 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」によると、この女性が2021年にバウアーに対して複数の申し立てをしたことでMLBの調査が始まり、それがバウアーの出場停止につながった。バウアーは女性を名誉毀損で訴え、彼女はバウアーを性的暴行などで訴えたが、2年前に示談が成立していた。 だが示談の後、女性はSNSで「バウアーは自身への保険金の支払いをそのまま私に渡した、それは私の彼への対抗訴訟を取り下げさせるためだった」と主張。これが示談合意の条件に反したと、裁判所が判断した。 バウアーの代理人レイチェル・ル―バ氏はX(旧ツイッター)でバウアーの勝訴を宣言。「バウアーに対して嘘の告発をしているもう1人の人物は、彼に対して詐欺を働いたことで今起訴されています。そして何より重要なのは、バウアーは一度も逮捕されておらず、犯罪を犯して起訴されたことは一度もなく、告発人に一銭たりとも支払っていません」と主張した。

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