電車にへばりついて運行妨害した疑い、男逮捕 理由なく非常ボタンも

地下鉄の車両にへばりつくなどして運行を妨害したとして、兵庫県警兵庫署は4日、神戸市西区の無職の男(46)を偽計業務妨害と威力業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。「そんなことは一切していないと思う」と容疑を否認しているという。 署によると、男は3月5~12日、神戸市営地下鉄の新長田駅やみなと元町駅で、正当な理由がないのに駅内の列車非常停止ボタンを押したり、駅に停車中の電車の外側にへばりついたり、線路内に落ちたりするなど、計5回にわたり電車の運行を妨害し、遅延させた疑いがある。 同月12日に非常停止ボタンを押した人物がいると駅員から110番通報があり、防犯カメラの捜査などから男の関与が浮上したという。(原野百々恵)

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