飲酒運転、後を絶たず 4月から5月末、福島署管内で13件摘発 昨年同期と比べ7件増

福島署管内で飲酒運転が後を絶たない。4月1日から5月31日までの間、飲酒運転の摘発は13件で昨年同期と比べ7件増えていたことが同署への取材で分かった。うち4件は酒気帯び運転の疑いで逮捕されている。同署は「飲酒運転は重大な事故につながる。絶対にしないでほしい」と訴えている。 逮捕事案4件はいずれも中心市街地で逮捕されており、飲食店が集中する繁華街やその近辺となっている。同署は摘発件数が増加した理由の一つに、検問や職務質問の強化を挙げている。 同署は5月22日、福島市のJR福島駅周辺などで飲酒検問を行った。署員をはじめ県警本部の自動車警ら隊や警備隊も加わった。車両一台一台に停止を求め、免許証を確認しながら呼気を調べた。 県警は毎月22日を飲酒運転根絶に向けた取り組み強化日に定めている。同署の佐藤桂史地域交通官は「今後も取り締まりに力を入れる」と話した。 (県北版)

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