青森県警察本部は5日、当時高校生だった女性にわいせつな行為をしたとして、53歳の警察官と46歳の住職の男2人を逮捕しました。 逮捕されたのは青森市浜田の警察官 佐々木淳(ささき じゅん)容疑者53歳と、むつ市美里町の住職 水野良章(みずの りょうしょう)容疑者46歳の2人です。 2人は共謀の上、去年11月20日の午後4時15分ころから午後6時15分ころまでの間、青森県内の施設で、県内に住む当時高校生だった女性の同意を得ることなく、わいせつな行為をした疑いがもたれています。 去年12月に被害関係者から申告があり、発覚しました。 女性にけがは確認されていません。 調べに対し、佐々木容疑者は容疑を認めていて、水野容疑者は一部否認しているということです。 警察によりますと、被害者の女性と水野容疑者がアプリを通じて知り合い、佐々木容疑者と水野容疑者はインターネットの掲示板を通じて知り合ったということです。 事件当日は、水野容疑者と女性が県内のレンタルルームに入室して、その後、佐々木容疑者が合流したということです。 佐々木容疑者は県警機動隊の警部補で、当直勤務明けだったということです。 佐々木容疑者は5日も通常通り勤務していました。 これまで問題になるような勤務態度などはなかったということです。 3人は事件当日に初めて出会ったということです。 佐々木容疑者は被害者の女性に対して「申し訳ありませんでした」と述べているということです。 青森県警察本部の中村誠警務部長は 「法の執行者たる警察官としてあってはならない行為であり、被害者及びご家族、そして県民の皆様に深くお詫び申し上げます。 今後、早急に事実関係の捜査を進め、事実に即して厳正に対処するとともに、職員一人一人に対して、警察職員として厳守すべき職務倫理を更に浸透させ、県民の信頼回復に全力を尽くしてまいります。」 とコメントしています。