勤めていた会社にうその売上契約書類を提出し、現金およそ115万円をだまし取った疑いで、三重県の男が逮捕されました。 有印私文書偽造と詐欺の疑いで逮捕されたのは、三重県に住む無職の男(47)です。 鹿児島西警察署によりますと、男は大阪に本社がある情報処理サービス業の鹿児島支店で、営業社員として働いていた2020年に顧客との契約書類を偽造し、歩合給およそ115万円を会社からだまし取った疑いがもたれています。 会社が警察に告訴状を提出して発覚したもので、男は会社を辞め三重県に移り住んでいましたが、警察が捜査を進め容疑が固まったためきょう6日、逮捕しました。 取り調べに対し男は、契約書類の偽造については容疑を認めているということですが、詐欺容疑については「だまし取るつもりはなかった」と容疑を一部否認しています。