酒気帯び運転の疑いで静岡中央警察署の巡査の男が9日、逮捕されました。男性巡査はビール4本を飲んだ2時間後に車を運転したということです。 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、静岡中央警察署の地域課に所属する男性巡査（24）です。警察によりますと男性巡査は、8日午後9時半ごろ静岡市葵区で車を酒気帯び運転をした疑いがもたれています。 男性巡査は勤務を終えた後、自宅で350mlのビール3本、500mlのビール1本を飲み、2時間ほど寝た後、近くのコンビニに車で出かけて単独事故を起こしたということです。その後、事故を起こしてから約1時間半後に警察に連絡、駆け付けた警察官が検査を実施し、基準値以上のアルコールが検出されたということです。調べに対し男性巡査は「お酒が体に残っているのはわかっていた。逮捕事実については間違いありません」と容疑を認めているということです。 静岡県警の佐藤弘道警務部長は、「飲酒運転の根絶に向け、静岡県警察一丸となって取り組んでいる中、職員がこのような事案を起こしたことを組織として重く受け止めるとともに、改めて県民の皆様に深くおわび申し上げます」などとコメントしています。 静岡県警の警察官の逮捕は、2025年になり4人目となります。