千葉市の交差点で自転車の男性が車にはねられたひき逃げ事件で、逮捕された男が赤信号を無視し、法定速度を上回る速度で交差点に進入していた可能性があることがわかりました。 画面左側から走ってくる軽ワゴン車。赤信号で交差点を直進してきた車が人をはねて、そのまま走り去る様子が写っています。 危険運転傷害とひき逃げの疑いで逮捕された千葉市の建設作業員・佐久間翔平容疑者(29)は、今月6日の深夜、千葉市稲毛区の交差点で自転車に乗っていた男性(37)を車ではねてけがをさせたうえ、そのまま走り去った疑いがもたれています。 男性は今も、意識不明の重体です。 その後の捜査関係者への取材で、佐久間容疑者の運転する車は赤信号を無視して、交差点に進入する際、法定速度の40キロを上回る速度で走行していた可能性があることがわかりました。 取り調べに、佐久間容疑者は「人とは分からなかった」と容疑を否認していて、警察は当時の状況を詳しく調べています。