カメラに“大きな荷物”おろす姿 園内でスマホ発見 妻のか 旭山動物園遺体損壊事件

1日、北海道旭川市の旭山動物園が夏の営業を開始しました。動物園の男が逮捕された事件の影響で、当初予定より2日遅れの開園です。 運営側の旭川市長は、謝罪の言葉で来園者を出迎えました。 旭川市 今津寛介市長 「ご迷惑とご心配をおかけしましたことに、この場をお借りして、心からおわびを申し上げます」 横浜から来た家族 「よかったね、開いて。間に合ってよかった。痛ましい事件は、胸が悲しくなる。複雑なところではある。子どもたちは、目いっぱい楽しんでほしい」 旭川市民の思いは…。 旭川市民 「園内の展示物にもあるが、命の尊さを学べる場所だと思うので、そういうところで、事件があったのは、すごくショック。許しがたいなと思う。今こそ、ここにきて支えられるかなという気持ちもあり、職員も動物も待ってくれているかなと思って、きょうはみんな連れてきた」 4月30日、鈴木達也容疑者(33)が、妻・由衣さん(33)の遺体を動物園に運び、焼却炉で燃やすなど損壊した疑いで、逮捕されました。 捜索を続けていた焼却炉から、遺体の一部が見つかったことが決め手でした。鈴木容疑者は、容疑を認めているということです。 園内では、大型動物や、人気のレッサーパンダなどを担当する評判の飼育員でした。 新人時代には、命の尊さを説いていました。 鈴木容疑者(旭川市の広報誌 2017年) 「大きくて目立つ動物だけでなく、ひっそりと生きているような生き物にも目を向けてほしい。野生では、多様な生き物が共生しており、お互いに大切な存在です」 警察は、鈴木容疑者が3月31日ごろに、由衣さんの遺体を損壊したとみています。任意の聴取では「営業時間外の夜間に遺棄した」という趣旨の話をしていました。 そして、1日、新たにわかったことです。 捜査関係者によりますと、園内の防犯カメラに3月31日の午後9時ごろ、鈴木容疑者が職員用の門付近で、車から大きな荷物をおろす様子が映っていたといいます。その後、園の車両に載せ替え、現場となった焼却炉まで運んだ可能性があるとみられています。押収した容疑者の車や、園の車両合わせて3台について、痕跡がないか調べているということです。 また、園内から、由衣さんのものとされるスマートフォンが見つかったことも明らかになりました。 警察は、由衣さんを殺害した可能性も視野に入れています。 鈴木容疑者は、由衣さんを「残らないように、燃やし尽くしてやる」と脅していたとみられています。 最近の夫婦の様子に異変を感じていた人もいます。 近隣住民 「家の車庫の前で焼肉とかやるんですけど、無言で焼いて、ただ、焼いて食べていて。夫婦で会話をしているのは聞いたことない」 警察は、動機についても捜査を進めています。

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