北海道の陸上自衛隊釧路駐屯地は2025年6月10日、酒気帯び運転をしたとして第27普通科連隊の3等陸曹の男性(26)と、同乗していた20代の3等陸尉を懲戒処分にしたと発表しました。 警察によりますと、2024年4月13日午前5時半すぎ、釧路市北大通の3丁目で、乗用車が右折禁止の交差点を右折したため職務質問しました。 警察はその際、運転手から酒のにおいがしたため飲酒検知を実施したところ、基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで3等陸曹を現行犯逮捕。 2人は繁華街で酒を飲み、帰宅する途中だったということです。 釧路駐屯地は、運転していた3等陸曹を停職4か月、同乗していた3等陸尉を停職15日の懲戒処分にしました。 2人は飲酒運転を認め「反省しています」と話しているということです。 逮捕から約1年2か月後の処分について、釧路駐屯地は「厳正な処分のため手続きに時間を要した」と話しています。