日本大学の重量挙部の元監督が、入学金などの名目で現金をだまし取ったとして、警視庁に逮捕されました。 日本大学が去年7月に不正を発表してから約1年後に、元監督が逮捕される事態となりました。日本大学重量挙部の元監督・難波謙二容疑者(63)は2022年12月、重量挙部に入部予定の学生の保護者4人から現金約205万円をだまし取った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、難波容疑者は保護者らに、「入学金や授業料が必要」などとうそを言って、部の口座に金を振り込ませました。 「まとまった頭金が必要で、当時母は定期預金とか解約して入れた。教育者なのが信じられないです」(日本大学重量挙部OB・200万円以上被害) 男性コーチが口座から金を引き出し、難波容疑者が全額を受け取っていて、自家用車のコーティング代や飲食代などに使われていたとみられています。(ANNニュース)