「もともと性的暴行に興味」23歳中国人専門学校生も逮捕 SNSで知り合い集団で犯行

面識のない20代女性に集団で性的暴行を加えるなどしたとして男2人が逮捕された事件で、大阪府警捜査1課は5日、不同意性交致傷などの疑いで、新たに奈良県葛城市南道穂の専門学校生、渡辺哲理(てつり)こと李博倫(リ・ボールン)容疑者(23)=中国籍=を逮捕したと発表した。容疑を認め、「もともと性的暴行に興味があった」と供述しているという。 府警によると、容疑者3人は不特定の女性に性的暴行を加える目的でSNS(交流サイト)で知り合ったとみられる。互いに本名は明かさず、アルファベット1文字で呼び合っていた。李容疑者はほかの2人と事件当日が初対面だったといい、府警は詳しい関係性を調べている。 逮捕容疑は、無職の山下高志容疑者(44)=大阪市東成区=と、会社員の相馬崇司容疑者(32)=大阪府東大阪市=と共謀し、6月中旬の深夜から未明、府内の集合住宅で、女性の背後から口をふさいで「殺されたいんか」と室内に押し込んだ上、刃物のようなものを突き付けながら両手を縛って性的暴行を加え、女性にけがをさせたとしている。 この間に、この部屋に帰宅した20代男性の両手足を縛って軽傷を負わせたとする逮捕監禁致傷容疑でも逮捕されている。 府警によると、現場の集合住宅はオートロックだが、先に李容疑者が別の住人が通過する際にエントランスに入りこみ、20分ほど物色する様子が防犯カメラに写っていたという。

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