去年11月の道路交通法の改正から今年6月で約半年。 自転車への罰則が強化される中、千葉県内では半年間であわせて122人が自転車の酒気帯び運転やながら運転で検挙されています。 去年11月1日に施行された改正道路交通法では、アルコールの影響で正常な運転が困難とされる自転車の「酒酔い運転」に加え、酒気帯び運転にも罰金が科されました。 県警によりますと、去年11月から今年4月までに自転車の酒気帯び運転で検挙された人は118人に上りました。 5月2日には、四街道市の路上で41歳の男が自転車を酒気帯び運転したとして、県内で初めて逮捕されています。 一方、スマートフォンで通話したり画面を見たりしながら運転する、いわゆる「ながら運転」では、4人が検挙されています。 県外では、「ながら運転」が原因の死亡事故も起きていて、県警は「自転車であっても重大な事故につながるため、違反を軽く捉えずルールを守ってほしい」と呼びかけています。