静岡市消防局の消防士が、無免許運転の容疑で逮捕された事件で、消防局は10日、消防士が運転免許証の再交付を受けて2枚の免許証を所持、免許証の確認の際に、古い免許証を提示していたと発表しました。 発表によりますと、逮捕された消防士は運転免許停止処分を受ける前に免許証を紛失、再発行を受けていました。ところがその後、紛失した免許証を見つけたものの警察に届けず、2枚の免許証を所持していました。そして運転免許停止処分を受け、免許証を返納した後も、勤務開始時に上司が行う免許証の確認の際には、古い免許証を提示していた、ということです。 また、消防局は逮捕された消防士が、9回、98キロに渡って消防車を運転、そのうち3回・26キロは緊急走行だったことも明らかにしています。