阪急・西宮北口駅に停車中の電車内で11日午後、乗客として乗っていた男性警察官の衣服に接着剤のような液体を付着させたとして、53歳の会社員の男が現行犯逮捕されました。調べに対し、「体を押さえたので、カッとなってやった」と容疑を認めています。 器物損壊の疑いで現行犯逮捕されたのは会社員の男(53)で、11日午後7時20分ごろ、兵庫県西宮市の阪急・西宮北口駅の電車内において、勤務を終えて自宅に帰るために乗車していた兵庫県警の男性警察官(46)の衣服に接着剤のような液体を付着させた疑いがもたれています。 警察によりますと、電車は宝塚駅発・西宮北口駅行きの普通電車で、男性警察官は同僚2人とともに乗車していましたが、右わき腹に違和感を感じ、確認したところ、接着剤のようなものがついていたことから、近くにいた男に声をかけようとすると、男が逃げ出したため、男の身柄を取り押さえ、現行犯逮捕したということです。 調べに対し、男は「体を押されたのでカッとなってやった」と容疑を認めているということで、警察が詳しい経緯を調べています。