警部補の男 電車で女性の尻に手を押し当てるわいせつ行為・駅でスカート内盗撮などの疑いで書類送検「府民を裏切り申し訳ない気持ち」と依願退職

電車内で女性の尻にスカートの上から手を押し当てるなどわいせつな行為をした疑いや、駅で女性のスカート内を盗撮した疑いで、大阪府警の45歳の警部補の男が書類送検され、停職1カ月の処分を受けた。 警部補は6月11日付で依願退職している。 不同意わいせつと性的姿態等撮影の疑いで書類送検されたのは、大阪府警本部刑事部・刑事総務課に勤務する45歳の警部補の男だ。 警部補はことし3月、通勤中の電車内で10代後半の女性の尻に、スカートの上から右手の手のひらを押し当てるわいせつな行為をした疑いと、ことし2月から3月にかけて、駅の階段やエスカレーターで女性14人のスカート内を盗撮するなどした疑いが持たれている。 警察によると、事件当日、電車内で警戒していた鉄道警察隊が、警部補のわいせつ行為を目撃し、次の駅で降りた警部補を職務質問したところ、行為を認めたということだ。 このわいせつ行為の捜査の過程で、警部補の携帯電話から女性のスカート内を写した写真や動画が見つかっていた。 警部補は容疑を認め、「私の犯した行為で、府民を裏切り、多くの方にご迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話していて、6月11日付で停職1カ月の懲戒処分を受け、依願退職した。 大阪府警は、警部補が警察官であったことから、「逃亡の恐れや証拠隠滅のおそれは低い」として逮捕せず、書類送検としたうえで、匿名で発表した。 (関西テレビ 2025年6月11日)

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