他人クレカを不正利用容疑 テレグラムで情報購入、男逮捕 警視庁

不正入手した他人名義のクレジットカード情報でゲームコントローラーを購入したなどとして、警視庁サイバー犯罪対策課は12日までに、私電磁的記録不正作出・同供用と窃盗の容疑で、風俗店従業員の鈴木博文容疑者(42)=東京都新宿区大久保=を逮捕した。 「借金の返済や生活費に充てるためだった」などと話し、容疑を認めている。 逮捕容疑は2024年8月27日~同10月15日、不正入手した他人名義のクレジットカード情報を使い、家電量販店のオンラインサイトで10回にわたってゲームコントローラーなど11点(計130万5880円)を購入。新宿区のアパートの空き室やコンビニに配送させた疑い。 同課によると、鈴木容疑者は、アパートの空き室に宅配ボックスを設置するなどして、配送された商品を回収。買い取り業者に持ち込んで転売していた。 鈴木容疑者は、少なくとも20件のカード情報を不正入手し、23年夏ごろから600万円以上の不正購入をしていたとみられる。カード情報は、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」で、1件約5000~6000円で購入していたという。

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