「お父さんはどこ?」トランプ政権、移民摘発を続行 日常奪われた姉妹の涙 ロサンゼルスの抗議活動は激化し全米に飛び火

アメリカ・ロサンゼルスで続くトランプ政権の移民政策への抗議デモは、6日目を迎えています。こうした中でも、移民当局による摘発は続いていて、父親が突然拘束されたという姉妹が、胸の内を語りました。 今月6日に始まったロサンゼルスの抗議デモ。一部が暴徒化する事態を受けて、ロサンゼルス市は10日、ダウンタウンの一部に夜間外出禁止令を発令。警察によると、朝までの24時間で200人以上が逮捕 されました。 デモは全米に飛び火し、収束の目途は立っていません。 それでも移民捜査当局は手を緩めておらず、10日には中西部ネブラスカ州の食肉加工工場で、大規模な摘発が行われ、およそ70人もの移民が拘束されました。 ロサンゼルスにある洗車場では… 記者 「ダウンタウンで抗議デモが行われる中、こちらの洗車場で移民の摘発が行われました」 従業員ら9人が拘束されました。 父親が拘束されたという姉妹は… 父親が当局に拘束 「まだ父親がどこで拘束されているか分からず、捜しているところです。父親と連絡をとって、どうしているか知りたい」 出身国や滞在資格の有無は公表されていませんが、父親は20年間、洗車場で働いていて、今週初めに、突然拘束されました。 父親が当局に拘束 「無事に帰ってきてほしい。声を聞きたいです」 当局による摘発や州兵などの派遣は、今後も続くとみられています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする